2015年4月1日水曜日

新型アルファード/ヴェルファイアが目指した高級ミニバンの進化とは!?

思い起こせば、トヨタは市場を育てるのが非常に上手い会社です。かつてのハイソカーブームの時は、兄弟車とハイパワー戦略で市場拡大とシェアUPを果たしました。昨今の高級ミニバン市場においても、トヨタはアルファード&ヴェルファイアで約8割のシェアを占有し、圧倒的な支持を得ています。


3代目となる新型では、現在の高級ミニバンの地位に甘んずることなく、更に新たな魅力を追求しています。ベンツなどの高級サルーンが備える高級感や快適性・運動性能をアドオンするとともに、スタイリングでは更に個性を強調。そして「大空間高級サルーン」として、更なる飛躍を目指したのです。


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■大空間高級サルーンとして更に進化


新型アルファード&ヴェルファイアは、威風堂々たる体躯と派手なマスクが特徴。リアサスにダブルウィシュボーンを採用して高級サルーンに負けない走りと快適性を両立しました。パワーユニットはアイドルストップが追加された直4・2.5Lと余裕の走りを誇るV6・3.5L、そして直4・2.5Lに前後モーターを組み合わせた4WDハイブリッドから選べます。


高級サルーンを凌駕すべく開発されたセカンドシートは、4種類を用意。8人乗り仕様は、分割チップアップ機能付の1種類のみ。注目の7人乗りキャプテンシートは、最上級と上級、標準の3種類があり、標準でもオットマン付きという贅沢振り。新型は、VIPが納得する「大空間高級サルーン」として進化を遂げたのです。


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■迫力のフロントマスクとダイナミックなボディサイドが見処


新型アルファードは、勇壮な楯を据えたような縦基調のグリルで押し出し感をアピール。また新型ヴェルファイアは、大陸横断鉄道をモチーフにした横基調のグリルで存在感を訴求。両車とも派手なメッキ加工を前面に押し立てて、カタログモデルのままでもエアロ仕様で通用するような個性を発散しています。


両車に共通するのは、まるでデフォルメしたかのような小さなボンネット。ド迫力のフロントマスクがより一層強調されるようです。また大型ミニバンはボディサイドが平坦になりがちですが、抑揚のある滑らかな面で深みのある力強さを表現。三角形のBピラーと相まって、独特の高級感と存在感を表現しています。


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(拓波幸としひろ)


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