2015年3月29日日曜日

マイナーチェンジしたVW・トゥアレグはナチュラルなエンジンフィールが魅力

こちらでもご紹介したように、フォルクスワーゲンの大型SUV・トゥアレグがマイナーチェンジを受けました。


VW Touareg_40


全長4815×全幅1945×全高1745mmという大柄なサイズに加えて、205mmという高めの最低地上高、そしてローレンジやデフロックなどが付くフルタイム4WD(前40:後60)により、プレミアムSUVの中でも本格的な悪路走破性を備え、都市部やドライ路面だけ走っているのでは「もったいない」実力の持ち主。


4WDシステムは、センターデフに内蔵された電子制御式の多板クラッチデフロックにより「0:100」から「100:0」まで前後輪へのトルク配分を行います。


VW Touareg_21


残念ながら今回は悪路を走る機会はなく、雪国以外の都市部に住むユーザーと同じように街中や高速道路を主体に試乗しました。


VW Touareg_46


今回のマイナーチェンジ後モデルは、3.6LのV6エンジンのみで、ハイブリッドの設定はなく、HVは次のプラグインハイブリッド待ち、ディーゼルエンジンはもう少し先になるでしょうか。


走り出すと乗り心地は当然ながら上々で快適ではあるものの、意外とコツコツとした路面からの振動もあり、それをたっぷりとしたストローク感のある足をはじめ、取り付け剛性の高そうなシートなどを含めて衝撃を和らげているという印象。


これがエアサス仕様であればよりマイルドなのは以前の試乗体験からも間違いなく、どうするかは予算次第でしょう(試乗車のコイルサスは637万円、エアサスは686万円の「アップグレード・パッケージ」にオプション設定)。


280ps/360Nmというアウトプットとなる3.6L V6は、2.2tに迫る重量もあって驚くほど速くはありませんが、アクセルを深く踏み込むとV6エンジンらしい迫力を垣間見ることができます。


V6エンジンとしてはやや回転フィールは粗い印象もありますが、大排気量のNAエンジンらしい魅力は十分。


VW Touareg_22


高速道路ではアダプティブクルーズコントロールも試す機会がありました。加・減速を含めた車間制御はフィーリング的には良好ですが、日本車よりも減速時は「より攻める」印象があり、車間距離の設定を一番短くすると思ったよりも車間距離をつめる感じがしますが、設定可能なのでこちらは問題なし。


VW Touareg_06


65km/h以上で作動するレーンキープアシスト機能は、ステアリングの振動などで注意を促すタイプで、車両側による車線維持機能はないですが、ACCとともに高速道路ではドライバーをサポートしてくれる装備で、長距離移動の多い人には重宝しそうです。


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■4年ぶりにビッグマイナーチェンジを受けたVWトゥアレグの進化とは?

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■フォルクスワーゲン・トゥアレグが4年ぶりにビッグマイナーチェンジ

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(塚田勝弘)


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