市場が縮小したと言われるセダンに、人気のないディーゼルやMTを搭載して大いに話題を集めたアテンザ。「マイナス×マイナスはプラス」とばかり、新たなニーズの開拓に成功して、好調なセールスを続けています。
発売開始から約2年、今回行われた改良は小規模なお色直しかと思いきや、さにあらず。マツダはフラッグシップとして相応しいデザイン・安全装備・走りにアップデートするために、最新技術を投入して大幅進化をはかったのです。
マツダは「魂動デザイン」や「スカイアクティブ技術」を展開してマツダ独自のブランドを磨き上げ、コアなファンを拡大する戦略に取り組んできました。
特にデザインと走りのプレミアム化は、これからのマツダの戦略的シナリオ。新型デミオやCX-3で具現化してきたように、新型アテンザでも更なるプレミアム化を目指して開発が進められました。
新型アテンザ開発責任者の松岡主査は、アテンザの購入候補にBMWやアウディがあげられる事実を捉え、アテンザによるジャーマンスリーとの真っ向勝負を目指しました。そのため発売から2年しか経過していないのに、デザインも安全装備も走りも最新技術を惜しげもなく投入して、大幅な進化をはかったのです。
新型アテンザは、フロントマスクを落ち着きがあり格調高くデザインに一新するとともに、インパネに至っては全面変更してプレミアム化を実現しています。また欧州勢に遅れを取っていた運転支援機能では、全方位をカバーする新システムを搭載して、安心安全性能を大きく向上させました。
さらに走りにも磨きをかけています。ショックアブソーバーを見直すなどして「Be a driver」に相応しい走りを実現。もちろん、静粛性や快適性も改善しています。また新たな4WD仕様はディーゼル専用にして、ATだけでなくMTも設定するところがマツダらしい提案。新型アテンザは、あらゆる要素でプレミアムな魅力を進化させてきたのです。
(拓波幸としひろ)
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