コンパクトカーの常識を打ち破る! という意欲満々ぶりがその躍動的なスタイリングからも感じられるマツダ・デミオ。
とくに注目を集めているのは1.5Lのディーゼルで、初期受注ではざっくりですが、約7割の方がディーゼルを、残り約3割がガソリンを選んでいるとのこと。
気になるディーゼル、ひと言でいえば素晴らしいです。しかし、1.3Lのガソリンも秀逸ですからエンジンの選択に迷うところ。
長距離を走るのであれば、ぜひディーゼルをチョイスしたいところですが、単純計算では約43万円の差が気になります。
ディーゼルの「XD」とガソリンの「13S」を比較すると、アルミホイールをはじめ、上級ピアノブラック塗装のフロントグリル(ソウルレッドプレミアムメタリック塗装のフロントグリルガーニッシュ)やマフラーカッター、トノカバーがディーゼルには標準装備されます。
さらに、クルーズコントロール、ブラインドスポットモニタリング、車線逸脱警報システムなどの安全装備のオプションもディーゼルにのみ設定されます(写真はXDツーリングLパッケージ)。
また、クリーンディーゼルには補助金が数万円(グレードにより異なる)ありますから、上記の装備に加えると約半分の20〜25万円前後には差が縮まります。
長距離を走るほど、価格差はそれほどないとはいえ、15〜20円違うガソリンと軽油の差もじわじわ効いていきますし、MTを選べば30.0km/L(ATは26.4km/L)という燃費も享受できます。
お金の話だけではなく、ディーゼルのATは105ps/250Nm、MTは105ps/220Nmのパワーとトルクを享受できるのがとてつもなく大きい!
250Nmというと、たとえば2.5Lを積むマークXのNAの243Nmを上回り、ゴルフTSIハイラインと同値ですから、完全にBセグメントの領域を超え、Cセグメントの上級グレード並み。しかも車両重量は1080kgから4WDでも1220kgに収まっています。
クラスを超えたトルク感はとてもコンパクトカーのそれではなく、ひと回り大きなモデルに乗っている印象で、しかもSKYACTIVE-Dらしく上までよく回りますし、ディーゼル特有のかったるさはほとんど感じられないはず。
しかし、迷わせるのはガソリンの出来もいいからですが、それはまた別の機会で。クルマ好きで運転するのが好き、コンパクトカーでも安心してロングドライブを楽しむならディーゼルを選べば満足できると思います。
(塚田勝弘)
画像付き元記事はこちら:マツダ新型デミオで長距離を走るクルマ好きなら迷わずディーゼルを選びたい!(http://ift.tt/1vifi0Q)
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