レクサスNXは、兄貴分のレクサスRXに引けを取らず、当然ながらハリアーよりも上質な乗り味が身上です。適度に引き締まってはいますが、十分上質といえるもの。
試乗記01でもご紹介しましたが、今回試乗したレクサスNX200t「F SPORT」にはヤマハ製のパフォーマンスダンパーが前後に装備されていて、不整地でも高速域のコーナリングでも減衰力の高さを感じさせてくれます。
ハリアーとはひと味違うボディ剛性感の高さに加えて、30段階もの可変制御を行う電子制御ダンパーの「NAVI・AV-AVS」も乗り心地の良さに貢献しているはずで、「F SPORT」でも乗り心地で身構える必要はなく、むしろフラットライドな走りは魅力的。
街中ではドライブモードスイッチを「エコモード」にしていてもパワー不足を感じさせるシーンはほとんどなく、高速道路への合流時や登り坂ではダイヤルを押して「ノーマルモード」にすればこと足りてしまいます。
しかし、高速道路や山道を少し飛ばしたい時は「スポーツモード」が適任です。
筒内直接+ポート燃料噴射を備え、お金の掛かっている2.0L直列4気筒DOHCターボは、238ps/4800〜5600rpm、350Nm/1650〜4000rpmというスペック。
最大トルクは、BMW X3やX4の2.0Lターボの350Nmと同じで、最高出力はX3(X4)の245psには譲りますが、X3やX4を意識しているのでしょうか。
なお、トランスミッションはNX200tがアイシン製の6速、BMWはZF製8速ATで、2段少ないですが実用上は取り立てて不満なし。なお、100km/h巡航時のエンジン回転数は1900rpm前後です。
しかし、ボルボがXC60などでアイシン製の8ATを採用し、さらにレンジローバー・イヴォークやジープ・チェロキーがZF製9ATを搭載しているのを考えると、プレミアムブランドとしては少々アピール不足も抱かせます。
「スポーツモード」にすれば加速フィールは鋭くなりますが、過剰に高回転に張り付き、低いギヤもあって音が耳に付くということもあまりなく、「スポーツモード+」にしても基本的には上質さを失わない加速フィールを抱かせるのも印象的です。
車両重量が約1.8tあるだけに、どのモードにしても4気筒ターボは余裕綽々というわけではないものの、常用域から高速域まで必要十分というもので、どこまでも上質さを追求しているような印象を受けました。
■レクサス初のターボの走りは?【レクサスNX試乗記01】
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(塚田勝弘)
画像付き元記事はこちら:レクサスNXのダウンサイジングターボ「退屈とは無縁だが、驚くほど速くはない」【試乗記02】(http://ift.tt/1BfoeWP)
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