ペブルビーチで「McLaren P1」のビスポーク仕様や「MSO 650S Spider」を披露したマクラーレン。さらに、「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」のプライベート・イベントにおいて「McLaren P1 GTRデザイン・コンセプト」が初披露されました。
1995年のGT選手権でデビューを果たした「McLaren F1 GTR」は、BMW製エンジンを搭載し、95年のル・マン24時間レースで関谷正徳氏もドライブし、日本人初の総合優勝を成し遂げています。
あれから約20年、「McLaren P1 GTRデザイン・コンセプト」は、サーキット専用モデルで、生産から1年を切ったタイミングで今回披露され、サーキット専用モデルの調整を進めており、最終仕上げ段階にあるということも発表されました。
ダイナミックなエクステリアが目を惹きますが、ベースはもちろん「McLaren P1」。エアロダイナミクスの効率性を高める「シュリンクラップ」(可能な限り最小のサイズで機能を包み込む)思想によるボディ形状を採用。
この最適化されたボディ形状によって性能は最大化され、ハンドリングやドライバーとマシンの一体感も向上させているそうです。
また、フロントのトレッドが80mmワイドになり、GTレーシングカー・スタイルのアグレッシブなフロント・スプリッターも装着。
ラジエーターの排出ダクトも変更され、大きく広がるフロントのホイールアーチとシームレスにつながり、「McLaren P1」と同様のアクティブ・エアロダイナミ クス・フラップがフロントホイール前方に装備されています。
さらに、フロントホイール後方のカーボン・ファイバー製モノケージを包み込むような「シュリンクラップ」のデザインがホイールアーチまわりの空気を巧みに循環させ、フロントのホイールアーチ後方に装着されるエアロダイナミクス・ブレードがフロントタイヤからの空気を整流させるなど、機能に準じたデザインも特徴です。
足まわりは専用サスペンションのほか、19インチのモータースポーツ用軽量アルミホイールを装備し、ロードモデルよりも最低地上高が低くなり、低く構えたスタイルも印象的。
エンジンは、モータースポーツ用にチューニングされた3.8L V8のツインターボで、軽量の電動モーターのパワフルなユニットもあって最高出力1000ps(986bhp)を達成しています。
■マクラーレンの「MSO 650S Spider」はわずか50台の限定モデル
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■超スペシャルな「McLaren P1」ビスポーク仕様を公開
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(塚田勝弘)
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