木でできていたのか……。
すみません。わたくし、エンスーではないので、モーガンというクルマの存在は知っていましたが、その詳細は存じ上げていませんでした。まさか、ボディが木でできているとは。いや、でも知らないひとも多いですよね?
自動車って、量産車は高度に自動化された工場で作られているので、想像しにくいかもしれませんが、シャシーとボディは、だいたい手作りできちゃうんですよね。
簡単な方法では、スチールパイプを溶接で組み合わせてスペースフレームを作るわけです。で、そこにボディをかぶせる。レーシングカーなんかはこういう手法で作られているケースがけっこうあります。
フレーム構造にすれば、モノコック構造とちがってボディには力がかからないので、なにで作ってもいい。FRPでも、ベニヤ板でも、紙でもいいわけです。
このモーガンも、シャシー(フレーム)は金属でできていますね。でも、その上にかぶせるボディはけっこう木材を使っています。素敵だなぁ。私は以前木製フレームの折り畳み式カヌーを持っていましたが、それを思い出しました。
それにしても、こういう映像を見ると、自動車の根源を再認識させられますね。現代のハイテクの塊もまた自動車ならば、こういうシャシーとボディとドライブトレーンだけでできているようなプリミティブなものもまた自動車なわけです。こういう自動車もいいなぁ。さぁ、動画は次のページでどうぞ。
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(まめ蔵)
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